こんにちは、Arikoです。
健康志向が高まっている昨今において、
・「無添加」
・「オーガニック」
はよく見かけたり、聞いたりする言葉ですよね。
詳しくは分からなくても、何となく体に良さそうなイメージを持っている人も多いと思います。
ですが、無添加生活やオーガニック生活をしようと思っても、この現代社会で完全に実行することはかなり難しいです。
そこで、おすすめなのが「ゆる無添加」。
「ゆる無添加」って何?
初めて聞いた人もいるかもしれませんね。
実は、私もゆる無添加生活をしている1人です!
「無添加生活をしていたけれど、正直疲れた・・・」
「無添加生活は気になるけど、できる気がしない・・・」
このような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
そんな時はぜひ「ゆる無添加」をしてみてはどうでしょうか。
今回は私が実践している、無理せず続けられるゆる無添加生活についてお話します。
ゆる無添加生活を始めたきっかけ
私はもともと・・・
・原材料表示を確認することもなく、食べたいものを食べる
・添加物とか無添加、オーガニックの言葉自体は聞いたことがあっても、気にしたことはない
こんな生活を送っていました。
そんな私がゆる無添加生活を始めたきっかけ。
それは、体を整えるためです。
ゆる無添加生活を始めるきっかけとなった出来事
結婚して、1年が経った頃・・・
ある生理の時、ものすごく苦しい状態になりました。
夫に「もしよければ漢方薬局に行ってみない?」と言われたことをきっかけに、人生初の漢方薬局に行くことに。
漢方薬局では・・・
薬剤師さんと症状や普段の生活など、いろいろなお話(カウンセリング)をしました。
そのなかで、食事についての話に。
油や添加物のことについて教えてもらいました。
少し前から妊活を始めていたこともあって、添加物などが不妊に関係していることも知り、食生活のことを考えてみようと思いました。
生理痛ももしかしたら食生活と関係しているかもしれない。
そう考え、自分の体を整えるために、食生活を変えることにしたのです。
早速勉強し始めましたが、添加物を避けた完璧な食生活にしようとすると、とてつもなく大変なことだと思い知ります。
そこで、私はゆる無添加生活をすることにしたのです。
これなら自分でも続けることができると思えたからです。
無添加生活もオーガニック生活も完全に実行するのは大変!
無添加とオーガニック・・・よく聞く言葉ではありますが、正確に説明することはできますか?
少しおさらいしてみましょう。
「無添加」と「オーガニック」
・無添加
化学薬品や添加物(製品を加工・保存する時に使用する調味料・保存料・着色料のこと)が使われていないものを指します。ただし、「無添加」の表示基準は非常に曖昧です。
・オーガニック
有機栽培(化学肥料や化学農法を使用せずに、有機肥料のみで育てる栽培方法)で生産された農産物や農産加工品のことを言います。
このような違いがあります。
食品やコスメ、せっけん、シャンプーなど身の回りにあるものを無添加やオーガニックにする生活は、健康にも美容にも良く、理想的です。
ですが、体に良さそうだと分かっていても、いざ実行するとなると話は別です。
無添加生活やオーガニック生活は実行するのがとても大変なんです。
無添加生活やオーガニック生活をするうえでのデメリット
- 価格が高い
- 手間がかかる
- 外食ができない
価格が高い
無添加の商品もオーガニックの商品もとにかく価格が高いです。
添加物が使われている商品と比べると、手間がかかっている分、価格も高くなります。
オーガニックスーパーに行くと、どの商品も普通の商品の倍はします。
経済的に余裕がある場合は別ですが、普段の生活で全てを無添加やオーガニックにすると生活費が高額になり、負担になってしまいます。
手間がかかる
無添加生活やオーガニック生活をしようと思うと、コンビニやスーパーでお弁当や冷凍食品、総菜を買ったりすることはできません。
なかには無添加にこだわった商品もありますが、コンビニやスーパーで売っているのは少ないですよね。
そうすると、どんなに忙しくても、楽したい気分の時でも、自炊しなければならず手間がかかります。
外食ができない
無添加生活やオーガニック生活を始めるとなると、外食はほぼできません。
外食に行ってもメニュー表にいちいち何が入っているかなど書いていませんよね。(アレルゲン表示はしてありますが・・・)
もちろん無添加やオーガニックにこだわったレストランもありますから、そういったお店を選ぶことはできますが、そもそも選択肢が少ないという問題点があります。
おすすめは、ゆる無添加!
無添加生活やオーガニック生活は負担がかかりそうで、気軽には始めにくいな・・・
デメリットを見て、このように感じた方も多いのではないでしょうか。
負担がかかれば、やがてストレスになってしまい、せっかく始めても続かないです。
健康のために無添加生活やオーガニック生活をしても、それ自体がストレスになってしまったら本末転倒ですし、何よりもったいないです。
そこで、おすすめなのが「ゆる無添加生活」です。
ゆるーく、負担になりすぎないように無添加を取り入れます。
「ゆる無添加」
正確な定義があるわけではありません。
私が考える「ゆる無添加」とは、経済的にも精神的にも負担にならずに、できる範囲で無添加を生活に取り入れること、です。
私もゆる無添加生活をしています!
私が実践しているゆる無添加生活
ここでは、私がどのようにゆる無添加の生活をしているのかお話していきます。
私が実践しているゆる無添加生活
- 避けるべき添加物以外は気にしないようにする
- 加工食品は極力買わない・買いたくなったら添加物の少ないものを買う
- 調味料は無理のない範囲で徐々に変えていく
- 食品以外は気に入ったものだけを無添加やオーガニックの商品にする
- 外食や旅行では気にしない
ストイックな無添加生活やオーガニック生活を送っている人たちから見たら、鼻で笑われそうですし、お叱りをされるレベルかもしれません。
しかし、何より大事なのは、負担にならずに長く続けられることです。
まだまだひよっこですが、私はこの方法で1年9ヶ月くらい続けることができていますし、ストレスもなくできています。
①避けるべき添加物以外は気にしないようにする
現在、添加物の数は800を超えると言われています。
全部を覚えるのは至難の技ですし、仮に覚えられたとしても、全ての添加物をとらないように買い物をするのはほぼ不可能です。
というか、そんなことをしていたら買い物できないし、食べるものもなくなってしまいます。
そこで、私は「ある特定の添加物が使用されているものは選ばない」と自分のなかでルールを決めています。
ちなみに、下記の添加物があるものだけは買わないようにしています。
避けている添加物
- 亜硝酸ナトリウム
- 安息香酸Na
- 合成着色料(青色2号や赤色3号などと表記されているもの)
- 合成甘味料(アスパルテーム、アセスルファムK)
- 防カビ剤(OPP、TBZ、イマリザル)
- ショートニング、マーガリン
他にも避けた方がいい添加物はたくさんありますが、あまりにも細かく見ていると本当に買うものがなくなってしまうので、私は最低限避けるべきもの以外は買ったりしています。
添加物についてはネットでも簡単に調べられますので、チェックしてみてくださいね!
加工品食品やお菓子、菓子パンなどが好きな人は要注意!
②加工食品は極力買わない・買いたくなったら添加物の少ないものを買う
私は加工食品は極力買わないようにしています。
理由は簡単。添加物まみれだからです。
下記のものは極力買っていません。
- カップ麺
- コンビニの商品(弁当、おにぎりなど)
- ベーコン、ソーセージ、ハムなどの加工肉
- 菓子パン
- ジュース、清涼飲料水
- 漬け物(たくあん、梅干しなど)
とは言っても、たまには食べたくなる時もありますよね。
そこで、買いたくなったら添加物の少ないものを選ぶようにしています。
③調味料は無理のない範囲で徐々に変えていく
せっかく自炊を頑張っていたり、野菜やお肉など材料にこだわっていても、調味料が添加物まみれではもったいないです。
普段の料理によく使う調味料だからこそ、なるべく添加物が入ってないものにしたいですよね。
ですが、一気に変えようと思うと大変です。
そこで、調味料に関しては無理のない範囲で徐々に変えていきました。
無添加や有機のものにしている調味料
- 料理の「さしすせそ」(砂糖、塩、酢、醤油、味噌)
- みりん
- こしょう
- 和風だし
- 鶏ガラスープの素
- コンソメの素
- にんにくチューブ
人によって、変えられる範囲はそれぞれ違います。
料理の「さしすせそ」と呼ばれる調味料だけ無添加やオーガニックにものにしたり、自分がよく使う調味料だけを変えたり・・・という感じで、無理のない範囲でやっていくのがいいと思います。
④食品以外は気に入ったものだけを無添加やオーガニックの商品にする
食品以外に関しては、気に入ったものだけを無添加やオーガニックの商品にしています。
とは言っても、食品以外でも口に入れるものはできれば変えたいと考えています。
食品以外で使用している無添加・オーガニックのもの
- 歯磨き粉(「石けんはみがき粉」という合成界面活性剤やフッ素が入っていないもの)
- サランラップ
- 手洗いせっけん
コスメやシャンプー、洗濯洗剤などは無添加のものではありません。
一気に変えるのは大変ですし、特にコスメなんかは無添加やオーガニックで気に入ったものがあれば変えてもいいかなという感じです。
シャンプー、トリートメントに関してはお気に入りのものなので、今後も無添加やオーガニックのものにするつもりはありません。
石けん歯磨き粉について詳しくはこちらの記事から
⑤外食や旅行の時は気にしない
普段の買い物ではなるべく無添加のものにしたり、添加物が少ないものにしていますが、外食や旅行の時は気にしないようにしています。
そもそも外食の頻度もそんなに多いわけではありませんが、せっかくの外食や旅行の時に気にしていたら、それこそストレスがたまってしまいます。(少なくとも私は)
気をつける時は気をつけて、気を緩める時はとことん気を緩める。メリハリが大事かなと思います。
ゆる無添加生活をして良かったこと
私がゆる無添加の生活をするようになって、良かったと思ったことをお話します。
ゆる無添加生活をして良かったこと
- 体調を崩しにくくなった
- 生理痛が軽くなった
- 食材本来の味を感じることができる
①体調を崩しにくくなった
ゆる無添加生活を始めて、体調を崩しにくくなったなと感じています。
添加物をできるだけ避けてバランスの良い食生活にしたことで、熱も出たことありませんし、風邪も一回も引いていません。
他にも睡眠などの生活習慣も関係しているとは思います。
コロナ禍の中、私の体質を考慮してワクチンを1回も打つことはできませんでした。
それでも風邪は1回も引いていませんし、体調を崩すこともありませんでした。
②生理痛が軽くなった
ゆる無添加生活を始める前の生理では・・・
・1~2日目をピークに腰痛や腹痛(主に腰痛)という症状が出る。
・市販の薬を飲みながらではあったが、生活に支障が出るレベルではない。
・積極的に動きたいわけでもなく、大人しく過ごしていたいという感じ。(仕事には仕方なく行っていましたが)
ある時、とてつもない苦しみの生理痛に襲われ、夫の一言から漢方薬局を訪れ、ゆる無添加の生活を始めることになりました。
始めてすぐはそこまで実感できませんでしたが、ここ1年くらいは生理痛が本当に軽くなりました。
ゆる無添加生活を始めた後の生理では・・・
・ゼロではないが、腰痛も腹痛もほとんど和らいだ。
・市販薬を飲まなくてもよくなった。
・1日目や2日目のピークの日でも、お出かけしたいと思えるような気持ちに変わった。
③食材本来の味を感じることができる
無添加のものを食べると食材本来の味を感じることができます。
試しに無添加の食品を食べてみてほしいのですが、物足りない感じがすると思います。
これは添加物が入っている食品には、化学調味料などが使われていて、風味を良くしているからです。
子供の時から食べているのなら尚更、舌はその味に慣れてしまいます。
ですが、無添加のものに慣れてくると、食材本来の美味しさを感じることができるようになり、素朴な味わいが良く思えるようになりました。
ゆる無添加生活を続けるコツ
ここではゆる無添加生活を続けるコツについてお話します。
ゆる無添加生活を続けるコツ
- 完璧を求めすぎない
- 自分が納得したもの、できることだけを実践する
- 旅行や外食の時は気にしない
①完璧を求めすぎない
ゆる無添加生活を続ける最も大事なことは、完璧を求めすぎないことです。
添加物や食生活に興味を持つようになり、勉強すると、添加物まみれだということに気付くと思います。
そして、いざ添加物を避ける生活を始めた時に完璧を求めすぎると早々に挫折します。
特に勉強熱心な方、完璧主義者の方は、ストイックに実践しようとします。
それでストレスがたまらずにできれば良いのですが、たいていの人は段々とストレスになっていきます。
そうすると、
疲れた・・・もう無添加生活なんて嫌だ!
となってしまいます。
避けた方がいい添加物はたくさんありますが、完璧を求めすぎずに、できなかった時は自分を責めすぎないでください。
私もゆる無添加生活をしていますが、毎日完璧にできているわけではありません。
たまにはお総菜を買うことだってあるし、自分の好きなものを食べることだってあります!
完璧を求めすぎないことが長く続けるコツです。
②自分が納得したもの、できることだけを実践する
添加物、無添加、オーガニック、食生活・・・世の中にはありとあらゆる情報があふれています。
でも、全て実践しようとなると正直難しいですよね。
情報の発信者によって意見が違っていたりして、結局何が正しいか分からない・・・
情報がありふれた世の中になったからこそ、取捨選択が大事だね。
ゆる無添加生活をするうえで、いろいろな情報に接すると思いますが、自分が納得したもの、できることだけを実践するのが長く続けるコツです。
自分が納得したものであれば、嫌々ながら実践することもありませんし、また、ひとり一人できることや範囲は違います。
自分が納得したもの、できることだけを実践することで、負担なく続けることができます。
③旅行や外食の時は気にしない
私も実践していますが、旅行する時や外食する時は無添加、オーガニックのことを気にしないようにしています。
なかなか無添加やオーガニックのレストランは少ないので、旅行や外食の時も気にしていたら大変ですよね。
理想はそのようなお店を選ぶことではありますが、せっかく旅行・外食するなら気にせず自分の食べたいものを食べてください!
メリハリが大事!長く続けるコツの1つです。
頂きものやお土産なんかも気にしないようにしてます!
まとめ
ゆる無添加生活についてお話してきました。
完璧な無添加生活やオーガニック生活は難しくても、ゆる無添加ならできそうだなと思えてきませんか?
- 無添加生活やオーガニック生活は負担がかかる。おすすめは、ゆる無添加。
- 私が実践しているゆる無添加生活は、①避けるべき添加物以外は気にしないようにする、②加工食品は極力買わない・買いたくなったら添加物の少ないものを買う、③調味料は無理のない範囲で徐々に変えていく、④食品以外は気に入ったものだけを無添加やオーガニックの商品にする、⑤外食や旅行では気にしない。
- ゆる無添加生活をして良かったことは、①体調を崩しにくくなった、②生理痛が軽くなった、③食材本来の味を感じることができる。
- ゆる無添加生活を続けるコツは、①完璧を求めすぎない、②自分が納得したもの、できることだけを実践する、③旅行や外食の時は気にしない。
ゆる無添加なら、できそうかも!
体は食べたものでできています。
個人差はあるので、何ともない人もいるかもしれませんが、何か影響が出る人もいるかもしれません。
毎日の積み重ねが、数十年後の将来には大きなものになっていると思いますよ。
あなたも今日からゆる無添加生活を始めてみませんか?