こんにちは、Arikoです。
プロポーズにもらった花束や結婚式で使用したブーケなどの花って、とても思い入れがあるものですよね。
プロポーズや結婚式だけではなくて、思い出のある特別な花はいつまでも残しておきたいと思う人も多いのではないでしょうか。
ですが、残したいと思っても花は枯れてしまうので、そのままにしておくことはできません。
そこで、私は結婚式で使った花を押し花にしました。
今回は、そんな「特別な花」を残しておく方法についてお話します。
結婚式の花、どうしよう?
私たちは神前式で挙式したので、ウエディングブーケはありませんでした。
ですが、結婚式後の食事会(披露宴)で用意した装花(そうか)を頂けることになりました。
装花ですが、私たちの結婚式は家族婚だったこともあり、テーブルが一つだったので、メインの卓上花を一つ、籠付きの卓上花を二つ、合計三つ用意しました。
![](https://ariko-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/卓上花-1024x683.jpg)
![](https://ariko-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/卓上花2-1024x683.jpg)
籠付きの花は、それぞれ両家に持っていってもらうようにしました。
(両親への記念品に子育て感謝状を用意しましたが、花束は渡さなかったので、代わりに持ち帰ってもらえるように籠付きのものにしました)
結婚式が終わった後・・・
メインの卓上花は、新郎新婦の私たちに頂けることに。
ですが・・・
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この花、どうしよう・・・?
案① 生花のまま飾っておく
季節によっても変わりますが、数日~10日ほどしたら枯れてしまう。せっかく頂いたし、そのまま枯らしてしまうのももったいない・・
案② ドライフラワーにする
以前、自分でドライフラワーを作った際にはなかなか綺麗にできなかった・・・素人が綺麗に作ろうと思っても失敗するのは目に見えている。
そんなこんなでいろいろと考えましたが、タイムリミットもあるので、あまり悩んでいる時間もありません。
そこで、どんな方法があるか調べてみることに。
すると・・・
プロポーズでもらった花束や結婚式で使ったウエディングブーケをプリザーブドフラワーやプレスフラワー(押し花)、ドライフラワーなどに加工して長期間保存できる
ことが分かりました。
なお、こうした花束やウエディングブーケなどを長期間保存できるように加工したものをアフターブーケと言います。
プレスフラワー(押し花)に
花束やブーケなどを加工してくれる会社はいくつかありましたが、私は「カナックス 」にお願いすることにしました。
と言うのも、カナックスは、挙式当日・挙式後の注文も可能だったためです。
カナックスでの注文の流れ
- WEBサイトから額をオーダー
- 加工したい花を送る
- デザイナーにより制作
- お届け
まずは、ホームページを見て、ドライフラワーかプレスフラワー(押し花)かを決めます。
(アフターブーケの押し花の場合、厚みのある立体押し花が主流です)
ちなみに・・・
- 立体的に残したいという方は、ドライフラワー
- 省スペースで飾りたいという方は、プレスフラワー(押し花)
で、選ぶのがおすすめです!
どちらか決めたら、次は額を選びます。
いろいろな色や形、大きさの額があるので、自分の好み、インテリアに合わせたものなど、検討しながら選んでください。
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ちなみに、私はプレスフラワー(押し花)の商品を選びました。
商品を選んでサイトから注文したら、花を宅配便(着払い)でカナックスへ送ります。
段ボールは自分たちで用意し、梱包の際はすき間に新聞紙を入れて、なるべく動かないようにしました。
お近くに住んでいる方は、直接持ち込みも可能なようです。
花の送り方や加工が難しい花などは、カナックスのホームページに載っていますので、確認してみてくださいね。
注文も済み、無事に花も送れたら、あとは完成まで待つだけです。
私が注文した当時(2021年秋)は、完成するまでには6ヶ月ほどかかるということでしたので、気長に待ちました。
押し花にしてみた感想
約6ヶ月後、完成した商品が届きました!
![](https://ariko-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/押し花-827x1024.png)
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素敵!まるで絵画みたい!
本当に絵画みたいで、想像以上に素敵な押し花に生まれ変わりました!
ちなみに、新郎新婦の名前と挙式日も入れてもらえました。
花の色自体は、本来の色とは変わってしまいますが、額の色も合わせてシックな雰囲気になりました。
ビフォーアフターの写真です。
![](https://ariko-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/BeforAfter2-1024x678.png)
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届いた押し花は、壁にかけて飾っていますが、インテリアにもなって大満足です!
場所を取らずに省スペースで飾れるので、押し花にして良かったなと思いました。
アフターブーケの種類
![](https://ariko-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/ブライダルブーケ-1024x680.jpg)
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私は押し花にしましたが、アフターブーケの種類はいくつかあります。
それぞれ加工方法によって、メリット、デメリットがあります。
加工方法の種類
- プリザーブドフラワー
- ドライフラワー
- プレスフラワー(押し花)
- フリーズドライ(アイスフラワー)
①プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、特殊な加工液を使って花の色素を抜き、着色液で色を付けます。
プリザードフラワーのメリットとデメリット
メリット:生花のような仕上がりになり、色も生花と近い色合いを残せます。
デメリット:湿度に弱いので短いと1~2年ほど、おおよそ3~5年で劣化し始めます。 また、使用できる花も限定されます。
②ドライフラワー
ドライフラワーは、花、茎、葉、果実などを自然または人為的に乾燥させるものです。
自分でも作ることができますが、色合いや形などを綺麗に残したいと思ったら、専門業者に依頼するのがベストです。
ドライフラワーのメリットとデメリット
メリット:枯れずに立体的に保存でき、そのままの雰囲気を残すことができます。
デメリット:直射日光などにより、花の色が変化してしまうことがあります。 また、使用できる花も限定されます。
③プレスフラワー(押し花)
アフターブーケのプレスフラワー(押し花)は、厚みがある立体的な押し花が主流です。
プレスフラワー(押し花)のメリットとデメリット
メリット:場所を取らずに、省スペースで壁などに飾ることができます。 また、業者によってはリボンなどの装飾も一緒に保存することができます。
デメリット:経年劣化により色褪せてしまいます。
④フリーズドライ(アイスフラワー)
アイスフラワーは、フリーズドライした花のことで、生花をマイナス30℃で凍らせて真空状態で乾燥させます。
フリーズドライ(アイスフラワー)のメリットとデメリット
メリット:着色剤を使用しないので、生花の持つ色合いや形などを自然に残すことができます。
デメリット:取り扱いしているお店が少ないことです。また、他の加工方法に比べると費用が高めです。
アフターブーケの費用
私が押し花にするのにかかった費用は、40,700円(税込み)でした。
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思ったよりもお金がかかるんだね・・・
アフターブーケは、加工の方法や業者によっても費用が変わってきます。
以下は、それぞれの費用の相場です。
- プリザーブドフラワー:5万円~
- ドライフラワー:4万円~
- プレスフラワー(押し花):3万円~
- フリーズドライ(アイスフラワー):5万円~
アフターブーケの寿命・保存方法
![](https://ariko-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/ドライフラワー.jpg)
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決して安くはないアフターブーケですが、寿命はどれくらいあるのでしょうか。
加工方法や保存方法、保存場所によっても変わってきますが、おおよその期間は、以下のとおりです。
- プリザーブドフラワー:3~5年
- ドライフラワー:10~15年
- プレスフラワー(押し花):10~15年
- フリーズドライ(アイスフラワー):5~10年
ちなみに、カナックスのホームページには以下のようにありました。
経年変化により、お色がアンティーク調に変化する場合があります。
目に見えて明らかに変わるというよりは、10年20年で少しづつアンティークな風合いになっていきます。
出典元:https://www.kannax.com/ 株式会社カナックス よくある質問
ドライフラワーや押し花にすれば、10年20年単位で楽しむことができそうです。
また、寿命を長くするためにも保存方法、保存場所は重要です。
アフターブーケは、直射日光や照明の紫外線、高温多湿によって変色、色抜けする場合があります。
飾るのを避けた方がいい場所
- 直射日光が当たる場所
- 照明器具の近く
- 熱や湿気のこもる場所
私も直射日光が当たらない部屋に飾っていますが、約2年経った今でも届いた当時と変わっていません。
挙式後にも対応可能なブーケ加工業者
アフターブーケを依頼するには、結婚式場と提携している業者または自分で探して注文する方法があります。
ここでは、挙式後も対応可能な加工業者を紹介します。
挙式後でも対応してくれると、ブーケを見てからでも決めることができますよ。
ウエディングブーケ保存加工専門店Fatina Fiore
豊富なデザインから選ぶことができ、ブーケの一部分だけを加工してくれるサービスもあります。
価格はドライフラワー3~7万円、押し花5~7万円。全国対応。
カナックス
30年以上の実績がある、アフターブーケ専門店です。
価格はドライフラワー、押し花ともに4~8万円。全国対応。
アフターブーケを考えてみて!
![](https://ariko-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/ブリザードフラワーのブーケ.jpg)
![](https://ariko-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/ブリザードフラワーのブーケ.jpg)
費用も高いので迷う方も多いと思いますが、私は押し花にして良かったです!
ずっと飾っておけるし、見ると結婚式の日のことも思い出せるし、お金には換えられない思い出を保存しておくことができたので大満足です!
枯れてしまって、「残せばよかった」と後悔するくらいなら、アフターブーケにした方がいいですよね!
プロポーズでもらった花束や結婚式のブーケ、記念日の花など、特別な思い出の花をアフターブーケにしてみることを考えてみてはどうでしょうか?