こんにちは、Arikoです。
私は約3年間の不妊治療を経て、最終的に顕微授精で第一子を妊娠・出産しました。
現在は子育てに絶賛奮闘中の毎日です。
前回は大学病院へ転院して、タイミング法を再開したことについてお話しました。

クリニックで3周期、大学病院で3周期、計6周期タイミング法を行いましたが、一度も妊娠できず。
夫と先生に相談して、「人工授精」にステップアップすることを決めました。
今回は人工授精についてお話します。
- 本記事に記載している内容は、2023年当時のお話です。不妊治療の制度や医療情報、治療内容などは変更されている場合がありますので、最新の情報をご確認ください。
- 記事内の治療内容等につきましては、あくまで個人の体験談です。実際に治療を行われる際は、ご自身の担当医や通院先の病院の指示に従ってください。
人工授精の流れとスケジュール

タイミング法では結果が出なかったため、「人工授精」にステップアップすることにしました。
人工授精とは?
洗浄・濃縮処理を施した運動性の良好な精子を、排卵のタイミングに合わせて子宮内に直接注入する不妊治療法です。
引用元:http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa10.html 一般社団法人 日本生殖医学会 生殖医療Q&A「Q10.人工授精とはどういう治療ですか?」
私の場合はタイミング法と同じく排卵誘発剤を使用していました。通院頻度もタイミング法と変わらなかったです。
当日の大まかな流れは以下のとおりでした。病院によっても違うと思いますので、参考程度にご覧ください。
当日の朝、自宅で専用の採精容器に精液を採取し、病院へ持参します(なるべく2時間以内)。
精子は温度変化に弱いため、持ち運ぶ際は温度管理に注意が必要です。持ち運びに便利なのが専用の保温器。
Arikoこれがあるだけで持ち運ぶ時にも安心できて、気持ちが楽でした!
私が通院していた病院では貸してくれましたが、病院によっては特に貸し出しなどがない場合もあるので、用意しておくのがおすすめです。
精液の処理を行うため、1〜2時間ほど待合室などで待機します。



私は院内のカフェで読書をしながら、時間になるまで過ごしていました。
時間になったら診察室に呼ばれて、精子の状態を聞き、人工授精ができるかどうかを教えてもらいます。
私が通院していた病院では細かい数値については教えてくれませんでしたが、多くの病院では結果の用紙などをもらうことができると思います。
人工授精が実施できることが決まったら、処置室へ移動します。


- ①名前の確認
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取り違えを防ぐため、精液のラベルと名前を医師・看護師・患者で確認します。
- ②消毒して子宮内へ精子を入れる
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膣や子宮の入口を消毒した後、細いカテーテルを使って子宮内に精子を注入します。

Ariko

痛みの感じ方には個人差がありますが、私の場合は痛くなかったです。
処置が終わったら、腰の位置を高くした姿勢(骨盤高位)で10分ほど安静にして過ごしました。
1周期目
・卵胞チェック
・クロミッド処方(1日1錠5日分)
・卵胞チェック(人工授精の実施日が決定)
・人工授精
・HCG5,000注射
D8で卵胞チェックをしたところ、その日にD13に人工授精をすることが決まりました。しかも、2つ排卵しそうとのこと。
D13に無事に人工授精を実施し、HCG5,000注射を打ちました。子宮内膜も卵胞サイズも精子の状態も良好とのことでした。
初めての人工授精かつコンディションも良好とのことで、かなり期待値が大きかったですが、残念ながらリセットしてしまいました。



やっぱり初めてのことって期待しちゃいますよね。
期待も大きかった分、落ち込みも大きかったです。
2周期目
・卵胞チェック
・クロミッド処方(1日1錠5日分)
・卵胞チェック
・卵胞チェック
・卵胞チェック(人工授精の実施日が決定)
・人工授精
・HCG5,000注射
2周期目は卵胞の育ちが少しゆっくりだったため、前周期のようにD8では人工授精の日にちが決まらずD10、D14にも来院しました。
D14の卵胞チェックの際に、翌日のD15に人工授精をすることが決定。D15に無事に人工授精を実施し、HCG5,000注射を打ちました。
まだ2回目なのでそれなりに期待値が大きかったですが、残念ながらリセットになりました。
3周期目
・卵胞チェック
・クロミッド処方(1日1錠5日分)
・トコフェロールニコチン酸エステルカプセル処方(1日3カプセル30日分)
・卵胞チェック(人工授精の実施日が決定)
・人工授精
・HCG5,000注射
・排卵チェック
・デュファストン処方(1日3錠10日分)
D3の診察で先生に冷え性であることを話したら、子宮内膜の血流を良くするためのトコフェロールニコチン酸エステルカプセル(ビタミンE製剤)が処方されました。
D13で卵胞チェックをし、D15に人工授精をすることが決定。D15に人工授精を実施し、前回・前々回と同じくHCG5,000注射を打ちました。
人工授精後のD20に排卵チェックを行い、しっかり排卵していることが確認できました。同じ日に黄体ホルモン補充のために、デュファストンが処方されました。
しっかり薬も飲みましたが、リセットしてしまいました。
3回目も妊娠できなかったため、人工授精もあと1~2回にしようと考えるようになりました。
4周期目
・卵胞チェック
・クロミッド処方(1日1錠5日分)
・トコフェロールニコチン酸エステルカプセル処方(1日3カプセル30日分)
・卵胞チェック(※卵巣に水が溜まっているため、人工授精は中止)
D3で前周期と同様、子宮内膜の血流を良くするトコフェロールニコチン酸エステルカプセル(ビタミンE製剤)が処方されました。
ところが、D13の卵胞チェックで左側の卵巣に水が溜まっていることが判明し、安全を優先して人工授精は見合わせ(中止)となってしまいました。
もちろん安全が第一とは言え、人工授精ができないことはショックでした。このことで少し心が折れてしまい、ステップアップを考え始めました。
体外受精へのステップアップを決意


人工授精を4周期(実施できたのは3回)行いましたが、残念ながら妊娠することはできませんでした。
人工授精の妊娠率は
・1周期あたりの妊娠率:5〜10%
・4周期以上行った累積妊娠率:40歳未満で約20%、40歳以上で10〜15%
と言われています。
年齢が若くても5周期以上続けた場合でも3~5%しか妊娠を期待できません。
そのため、3〜6周期人工授精を行っても妊娠しない場合は体外受精を検討するのが一般的です。
実施できたのは3回とは言え、一度も妊娠していないので、「これ以上人工授精を続けても、望みは低いのではないか」と感じるように。
夫に「体外受精にステップアップしたい」と相談したところ、快く了承してくれました。
まさか自分が体外受精まで進むとは考えていなかった反面、体外受精にステップアップすればすぐに妊娠できるだろうとも思っていました。



不安もありましたが、年齢もまだ30代前半なので、早めにステップアップすればすぐに妊娠できるだろうと楽観的に考えていました。
つづきます。







