こんにちは、Arikoです。
私は約3年間の不妊治療を経て、最終的に顕微授精で第一子を妊娠・出産しました。
現在は子育てに絶賛奮闘中の毎日です。
前回はクリニックでのタイミング法についてお話ししました。

タイミング法3周期目で子宮内膜ポリープを発見。さらに、持病の方でも原因を調べるために妊活を一旦ストップすることに。
まずは子宮内膜ポリープを取ることと、持病の原因究明に専念することになりました。
今回は子宮内膜ポリープ手術を受けるまでの準備についてお話します。
- 本記事に記載している内容は、2022年~2023年当時のお話です。不妊治療の制度や医療情報、治療内容などは変更されている場合がありますので、最新の情報をご確認ください。
- 記事内の各種検査や治療内容等につきましては、あくまで個人の体験談です。実際に治療を行われる際は、ご自身の担当医や通院先の病院の指示に従ってください。
子宮内膜ポリープ手術を受けることに

タイミング法3周期目の検査で子宮内膜ポリープが見つかり、まずはこれを取り除くことになりました。
私が通っていたクリニックでは「掻把(そうは)術」を行う予定でした。
掻把術とは、鉗子(かんし)という刃のないハサミのような器具を使って、ポリープを切除する方法です。
手術は日帰りで可能です。
手術の日程を決めて、術前検査として血液検査と心電図を受けました。
手術に向けて順調に進むかと思われましたが、後日検査結果と持病のデータを見たクリニックの先生から

(持病の)この数値だと、クリニックでは手術できません。
大学病院に紹介状を書きます。
と告げられました。
クリニックでの手術はキャンセルとなり、設備やリスク管理体制の整った大学病院で手術をすることになりました。
大学病院で手術を受けること自体は、安全のためにも納得していました。しかも、幸いなことに持病で通院していた大学病院だったので安心感がありました。
しかし、その際に先生から



これだと、(数値的に)うちの病院では出産できないね。
小馬鹿にしたようにフッと鼻で笑い、冷たく言われました。
通っていたクリニックは不妊治療専門ではなく、分娩も取り扱っていたため、不妊治療で妊娠した方はそのまま同じクリニックで出産されることも多いようでした。
そのため、先ほどの言葉を言われたのですが、その時の態度や言い方は今でも忘れられません。
自分でも持病のリスクは百も承知でしたし、ハイリスクな妊婦になる可能性があることも分かっていました。
でも、これから手術を控えていて不安を抱えている患者に対して、そんな突き放すような言い方をしなくてもいいのに・・・と、一瞬言葉を失いました。



「うちでは出産までは対応できないかもしれないけれど、妊娠するまでは一緒に頑張りましょうね」とか、もう少し温かい寄り添い方や伝え方をしてほしかった・・・
その日は悲しさと悔しさ、そして怒りが入り混じった何とも言えない嫌な気持ちになりました。
大学病院へ初診!初めての子宮鏡検査


翌月、クリニックからの紹介状を持って大学病院の産婦人科を受診しました。
改めてポリープの状態を確認するために「子宮鏡検査」を行うことに。
子宮鏡検査とは、胃カメラのような道具(内視鏡)を使って子宮内の状態を直接モニターで観察する検査です。
検査によって、子宮の形状やポリープの有無などが分かります。



心の準備もないまま急にやることになったので、緊張しました・・・
子宮鏡検査の流れ
初めての子宮鏡検査でしたが、スコープを挿入する時に違和感と痛みを感じ、生理食塩水を注入している最中は重い生理痛のような鈍痛がありました。
ただ、耐えられる痛みだったので、深呼吸をしながら何とかやり過ごしました。
検査の結果、子宮内膜ポリープがたくさん写っているのを確認し、改めて手術を受けることが決定しました。
その日はそのまま血液検査、心電図、胸部レントゲンといった術前検査を受けました。
手術は3ヶ月先に・・・


大学病院では「子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術」を行う予定でした。
子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術は、子宮鏡を子宮内に挿入して、ポリープを確認しながら電気メスを用いて切除する方法です。
手術は局所麻酔または全身麻酔の下で行われ、日帰りまたは数日間の入院が必要です。
私の場合は血液系の持病があるため、より安全を確保できる全身麻酔で手術を行うことになりました。
そのため麻酔科や関連科との調整が必要となり、日程が2泊3日の入院プランとなった結果、手術枠が空いているのは何と3ヶ月先。



早く治療を再開したいのに、3ヶ月も先になってしまうのか・・・と焦る気持ちもありました。
手術までの3ヶ月間の期間に何度か大学病院へ通院して、心エコー検査や麻酔科の診察(全身麻酔のリスク説明や事前問診)なども行いました。
そして手術の3日前、当時はまだ新型コロナが「2類相当」の感染症だったため、PCR検査を実施。
無事に陰性の結果が出たことで、予定通り入院・手術を進められることが確定しました。
ようやく手術へ


クリニックでの手術がキャンセルとなり、大学病院へ。大学病院でも手術が3ヶ月先になるなど、手術に至るまでに遠回りしました。
今回の件に限らず、不妊治療をしていると、スピーディーに治療を進めたくても思い通りにいかないこともありました。
その度に「早く妊娠・出産したい」と焦っていました。
でも、治療では自分でコントロールできないことも多いので、焦ったところでどうしようもないのだと今なら思えます。



遠回りしているようでも、ちゃんと前には進みます。
「急がば回れ」の気持ちが大事かもしれません。
いよいよ、子宮内膜ポリープ切除の手術を受けるため入院します。
つづきます。



