まさに鳥の楽園!特別展「鳥」に行ってきました!-感想・所要時間・混雑状況について-

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こんにちは、Arikoです。

先日、名古屋市科学館で開催中の特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」に行ってきました!

400点以上もの標本を見ることができる、まさに「鳥の楽園」のような展覧会です。

今回は特別展「鳥」の感想、所要時間、混雑状況などお話します。

目次

特別展「鳥」とは

東京の国立科学博物館で初めて開催された鳥類の特別展。その特別展が名古屋市科学館で開催されています。

生態系において重要な位置を占める鳥類。

科博初の鳥類をテーマとした特別展「鳥」では、鳥の起源とその進化の過程を紹介し、さらに、ゲノム解析による最新研究で解き明かされた進化系統仮説にもとづき、貴重な鳥標本を数多く展示します。

鳥が使う言葉や雌雄の関係など、15のテーマで「鳥のひみつ」も詳しく解説します。

引用元:https://toriten.exhn.jp/ 特別展「鳥」公式サイト

特別展「鳥」の見どころ

  • 400点以上の標本が集結する、圧巻の特別展!
  • 最新の研究成果にもとづき新たな視点で鳥類へアプローチ!
  • 見応えある企画が満載!5つの特集と、15の「鳥のひみつ」で鳥を深掘り!
  • 世界初挑戦!史上最大の飛べる鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」復元プロジェクト
  • 名古屋展限定企画!なごやにまつわる鳥と人

\ 6月15日(日)まで名古屋市科学館で開催 /

特別展「鳥」をレビュー

ここからは特別展「鳥」を、見どころを交えながらレビューします。

なお、会場内は一部の展示を除き、写真撮影OKです。ただし、フラッシュや動画撮影はNGです。

鳥たちのことを深掘りできる「5つの特集」

入場して、まず目に飛び込んでくるのは「絶滅」の特集。

この特集では絶滅してしまった鳥、絶滅が危惧されている鳥を紹介しています。

このように、特別展では「絶滅」「翼」「猛禽」「ペンギン」「フウチョウ」の5つの特集コーナーがあります。

例えば「翼」の特集コーナーでは、翼の特徴ごとに分類された展示が。

5つの特集を見れば、鳥たちのことをもっと知ることができます。

史上最大の飛べる鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の復元

展示は8章構成。第1章「鳥類の起源と初期進化」から始まります。

骨格や脳、羽毛など鳥類の基本構造、そうした体の仕組みの起源・進化してきた過程を解説や標本から学ぶことができます。

そして、ここに展示されているのが特別展の見どころの一つ「ペラゴルニス・サンデルシ」の復元です。

Ariko

すごく大きい!!!

「ペラゴルニス・サンデルシ」は約2600万年前に生きていた、翼開長7mの史上最大の鳥類です。これは現在の飛ぶ鳥で最も大きな「ワタリアホウドリ」の約2倍の大きさです。

そんな「ペラゴルニス・サンデルシ」の実物大での姿の復元に、特別展「鳥」チームが世界で初めて挑戦したそうです。

こんな大きな鳥がかつて地球上にいたかと思うと、ロマンを感じますよね。(実際に見たら、大きすぎて怖いと思いますが・・・)

この特別展だからこそ見ることができる復元モデル、必見です!

最新の研究成果にもとづく展示

現在、最新の鳥の分類はゲノムの比較によって行われています。このゲノム解析によって、「ハヤブサはタカよりもインコに近い仲間」ということなどが分かったそうです。

Ariko

タカの仲間だと思っていたのに、びっくり!

第2章ではゲノム解析で44の「目(もく)」に分類された鳥たちを、展示と映像で体感することができます。

また、会場全体が分類学上の「目(もく)」ごとにレイアウトされています。最新の研究成果にもとづく新しい視点で、鳥類のことを知ることができます。

圧巻!400点以上の標本

第3章からは「目(もく)」ごとに分類された鳥たちが400点以上の標本で紹介されています。

普段の生活で見たことのある身近な鳥から、色鮮やかな鳥、可愛らしくて小さな鳥まで、様々な鳥を見ることができます。

Ariko

子供はもちろん、大人も興奮します!

走鳥類のなかま

ダチョウやヒクイドリなど、体が大きくて飛べない鳥が多い走鳥類。長くて頑丈な脚、鋭い爪はまさに走ることに特化していることが分かります。

小さなコマダラキーウィも。こんな小さい(体重2㎏)のに、体重の4分の1にもなる500gの卵を産むそう。

カモやキジのなかま

カモ目の鳥たち。カモやキジのなかまは、美しい羽を持つオスが多いです。オシドリ、国鳥のキジ、ニワトリなど身近な鳥たちを見ることができます。

陸鳥と水鳥のなかま

ペンギン大集合!何か水族館に来たみたいですね。泳ぐことに特化している鳥だけあって、他の鳥とは翼や体格が違います。

猛禽とそのなかま

やっぱりタカ目はかっこいい!こうして一同に集まって見ると、迫力がすごいです!タカ目は顔つきが凛々しいので、惚れ惚れします。

小鳥のなかま

飾り羽が美しいフウチョウ類。こんなに標本を見ることができるのは貴重です。実物を見たら、感動するんだろうな~。

子供たちに圧倒的な人気を誇っていたのがシマエナガ。「可愛い~」「お母さん、シマエナガ飼いたい!」という声がたくさん聞こえてきました。ちょこんとしていて、可愛らしいので、人気の理由も納得です。

魅力的なイラストで学ぶ「鳥のひみつ」

展示には、ぬまがさワタリさん(イラストレーター/作家)が描いたイラストで「鳥のひみつ」が分かるコーナーも。

「カッコウの托卵で宿主は滅びないのか」「ハトが教えてくれる鳥の“心”」など、15の鳥の驚きの生態が分かります。

例えば、上の写真は「子はかすがいにならない」というキジの雌雄関係を描いたイラスト。キジが『源氏物語』の登場人物に見立てられていて、面白かったです。

Ariko

イラストで解説してくれているので、分かりやすい!

名古屋展限定企画

特別展の最後は名古屋展の限定企画「なごやにまつわる鳥と人」です。

名古屋の有名な鳥と言えば、名古屋コーチン。その名古屋コーチンの誕生秘話などの展示がありました。

また、名古屋港の奥にある藤前干潟で見ることができた生き物の展示も。

Ariko

「なごやにまつわる鳥と人」は名古屋展だけでしか見られない展示。
必見ですよ!

ショップ

特別展を出ると、ショップがありました。

ショップには「ピーナッツ」とコラボしたウッドストックのぬいぐるみなどが販売されていました。他にも、シマエナガのポストカードや鳥の柄のポーチなど、鳥がデザインされたたくさんのグッズが並んでいました。

特別展の公式図録を購入しました。今回の特別展の内容をぎゅっと詰め込んだ内容で、図鑑代わりにも使える図録です。

\ 6月15日(日)まで名古屋市科学館で開催 /

特別展「鳥」の感想

実際に特別展「鳥」に行った感想をまとめます。

標本がたくさんあって、見応え抜群!

インコ目

特別展ではとにかく標本がたくさんあって、見応え抜群でした!400点以上もの標本があるそうですが、それだけあると本当に圧巻です。

400種以上の鳥を観察したことがあれば、バードウォッチャーのなかでもかなりの経験者と言われるそうなので、まさに「一生分の鳥を見られる」というのも間違いないです。

こんなに鳥の標本が一同に集まって見られることって、ほぼないと思います。そのため、とても貴重な機会でした。

標本の良いところは、実際の大きさが分かることです。

写真や映像ではなかなか大きさがイメージしにくいですよね。でも、標本だと一目で分かるので、「この鳥ってこんなに大きいんだ!」「この鳥、すごく小さい」と様々な発見がありました。

また、脚や爪、くちばしなど細かいところが分かるのも良かったです。

400以上の鳥がいれば、お気に入りや推しの鳥が見つかるはず。ぜひ、皆さんもお気に入りの鳥を見つけてみてくださいね!

Ariko

ちなみに、私はタカ目が一番良かったです!

鳥に詳しくなくても、楽しめる!

特別展では標本、映像、イラストコーナーなどがあって、鳥に詳しくなくても楽しめる展示だと思いました。

私も鳥を見るのは好きですが、生態や体の仕組みに詳しいわけではありません。ですが、そんな鳥に詳しくない私でも楽しむことができる展示内容でした。

文字の解説だけでなく、標本や映像で視覚的に学ぶことができるのは良かったです。標本や映像があると、内容がイメージしやすくて頭に入ってきやすかったです。

また、個人的に好きだったのが「鳥のひみつ」コーナー。ちょっとした豆知識的なものが、ぬまがさワタリさんのイラストとともに紹介されていて、こちらも楽しむことができました。

鳥好きな人はもちろんのこと、鳥に詳しくなくても楽しめるはずです。ぜひ訪れてみてください!

特別展「鳥」の所要時間・混雑状況

所要時間

所要時間は・・・
  • 解説をかいつまんで読みながら、見る場合:1時間~1時間半ほど
  • じっくり読んで見る場合:2時間~それ以上

全てではないですが、興味のあるところは解説を読みながら見る・・・という感じで、私の場合はだいたい1時間20分でした。

休日で人が多くて、あまり長居したくなかったというのもありますが・・・。

最初からじっくり読んで見たい場合は2時間以上は考えておいた方がいいと思います。

混雑状況

混雑状況
  • 訪れた日時:GW前半(4月後半)の休日の午後
  • チケット購入:5~10分ほど並ぶ
  • 会場内:多い(体感として7~8割くらいいる感じ)

私が訪れたのはGW前半の休日。しかも、午後。そのため、人は多かったです。家族連れも多かったですが、若いカップル、おひとりで来ている方も多くいました。

どうしても人が多いと、ゆっくり静かに見るという雰囲気ではありませんでしたが、空いてる場所から見ることができたので、それなりに満足できました。

最初から最後までゆっくりじっくり見たい方は平日に行くのをおすすめします。

ちなみに、チケットは当日券を購入しましたが、5~10分ほどは並びました。並ばずにスムーズに入るには事前に購入しておくのをおすすめします。

Ariko

口コミにも「事前にチケットを購入していたおかげで、混雑することなく入場できた」とありました。

\ 6月15日(日)まで名古屋市科学館で開催 /

まとめ

今回は特別展「鳥」のレビュー、感想などについてお話しました。

特別展「鳥」まとめ
  • 標本がたくさんあって、見応え抜群!(400点以上の標本が集結)
  • 鳥に詳しくなくても、楽しめる!(5つの特集と、15の「鳥のひみつ」で鳥を深掘りできる)
  • 「ペラゴルニス・サンデルシ」の復元や名古屋展限定企画も必見!
  • 所要時間:解説をかいつまんで読みながら、見る場合は1時間~1時間半ほど。じっくり読んで見る場合は2時間~それ以上。
  • 休日は人が多い。ゆっくりじっくり見たい場合は平日がおすすめ。

ぜひ「鳥の楽園」さながらの特別展「鳥」に訪れてみてはいかがでしょうか。

\ 6月15日(日)まで名古屋市科学館で開催 /

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この記事を書いた人

30代の専業主婦。地方の田舎で、夫と2人暮らし。
20代後半から婚活を始め、28歳で結婚相談所に入会。1年後の29歳で、結婚。
趣味は旅行。

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